安藤 麻里
高校2年生と中学2年生のお子さんを育てながら、IT企業でチャットボット運用の仕事をしているAさん。週4日のハイブリッドワークで、無期雇用派遣として勤務しています。現在の働き方を選んだ理由や無期雇用派遣のメリット、「はたかな」のサポートの魅力について、詳しくお話を伺いました。
◆インタビューを受けていただいた方
Aさん（40代）
居住地：東京都
家族構成：夫、子ども2人（高2・中2）
職種：チャットボットの運用など
雇用形態：派遣《無期雇用》
働き方：週4日／9:30～18:00／出社1日＋在宅3日のハイブリッドワーク
出産前はシステムエンジニア（SE）やユーザーサポートとして勤務。産後は扶養範囲内のパートタイムや派遣で、データ分析や事務などの仕事を続けてきました。
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週4日×ハイブリッドワーク。在宅中心で見つけたゆとりある暮らし
――現在の働き方や仕事内容について教えてください。
IT企業で、無期雇用派遣として週4日、9時半から18時まで勤務していて、現在3年半くらいです。週1日が出社、残りの3日は在宅勤務で働いています。
業務は、チャットボットの運用が中心です。チャットボットとは、ユーザーの質問に自動で回答するシステムです。結婚前にSEとして勤務していたほかユーザーサポートなどの経験もあり、これまでの経験を活かせていると思います。
――今の働き方を選んだ理由を教えてください。
家事や育児と仕事の両立を考えたときに、時間的な余裕がもてると思い、希望しました。週4日勤務で、時間や業務範囲が決まっている働き方が気に入っています。
――在宅勤務のメリットはどのようなところにありますか。
通勤時間が省ける分、時間に余裕が持てるところが大きなメリットですね。出社する日は通勤ラッシュの時間帯で片道1時間かかり、帰宅が19時過ぎになります。そこから夕食づくりを始めるので、これが毎日だったら大変だなと感じます。在宅の日は、朝もゆっくり家事ができますし、仕事が終わったらすぐに夕食の準備に取りかかれるのでゆとりが持てますね。
現職の前までは10時から16時までの週3日勤務など扶養範囲内で働いていたので、勤務時間や日数を増やした当初は時間のやりくりが大変でした。でも、在宅中心の働き方のおかげで、家事や子育てとの両立も余裕をもってできるようになりました。
学校から帰ってくる子どもたちを「おかえり」と家で迎えられて、コミュニケーションを取りやすいのも良いですね。時間の自由度が高い点が魅力だと思います。
――在宅勤務で大変なことはありますか。
今は特に感じません。業務上のコミュニケーションは主にチャットツールを使い、込み入った話があればオンライン会議ツールですぐにつないで話せるので、不自由を感じたことはないです。運動不足や人との会話が減っている程度で、仕事上のストレスは少なく、恵まれた環境だと思っています。
――1日のタイムスケジュールを教えてください。
特別な時間をつくっているわけではありませんが、夕食をとって、子どもと一緒にテレビを見たり、読書をしたり、のんびりする時間はあります。育休から復帰して出勤していたころは子どもたちもまだ小さく慌ただしさがありましたが、今は時間に追われる感じもなく過ごせています。
無期雇用派遣という働き方。自分らしい働き方と安定を両立させる選択
――無期雇用派遣とはどのような働き方ですか。
一般的な派遣、つまり有期雇用派遣では、一つの派遣先で働けるのは最長3年までと決まっています。でも無期雇用派遣は、私と派遣会社が期間の定めのない雇用契約を結ぶ働き方です。派遣先での契約が終了しても派遣会社との雇用が続きます。今の派遣先との契約が終わっても、派遣会社の担当の方が別の派遣先を紹介してくれる安心感がありますね。
――無期雇用派遣になった経緯を教えてください。
今の企業で働き初めて3年がたち期間が満了したときに、派遣先の企業から引き続き派遣として契約したいとの意向がありました。派遣先の意向を承諾する形で無期雇用派遣に転換しました。
――職場での信頼があったからこそ、契約継続につながったのでしょうね。無期雇用派遣としての働き方を選んだのはなぜですか。
無期雇用派遣なら、現在と同じ週4日勤務のペースを維持しやすく、働き方を柔軟に選べる点に魅力を感じました。ライフスタイルとのバランスを大切にしたかったため、無理に勤務日数を増やさずに続けられてよかったです。
派遣は派遣元の担当者の方が間に入って、時給や勤務日数の相談を受けつけてくれる点に心強さも感じます。「はたかな」のサポートに手厚さを感じたことも、無期雇用派遣を選んだ理由の一つです。
就業後も気になることを相談できる「はたかな」の手厚いサポート
――「はたかな」を選んだきっかけを教えてください。
求人サイトで気になる仕事があり応募したのがきっかけですが、子育てと仕事を両立させながら働く人に寄り添うスタンスが、自分の現状にフィットしている印象がありました。最初に応募したお仕事は残念ながらご縁がなかったのですが、その後も希望に合った条件のお仕事の紹介やサポートをしてくれました。その姿勢が信頼できると感じました。
――就業後のサポートはいかがですか。
本当にいつも支えてもらっています。契約更新時には電話で「今こんな感じです」と話すと、じっくり聞いてくれます。勤務条件の交渉も、丁寧に対応してもらえきました。
派遣先が良い環境なので、困りごとが多いわけではありませんが、何か気になることがあればすぐに相談できる安心感があります。
――今後のキャリアについて、どのようにお考えですか。
IT業界は新しい技術が次々と登場しアップデートが求められる業界ですが、ソフトウェアの仕組みなど変わらない部分もあります。これまで培ってきた知識や経験、強みを活かし、キャッチアップや勉強の時間も取りながら、今後も仕事を続けていきたいです。
――最後に、今の働き方に悩んでいる方や、環境に制限があって踏み出せない方にメッセージをいただけますか。
制限があるために休みが多くなったり、迷惑をかけたりするのではと心配する方も多いと思います。でも、少しずつでもやってみると、自分にできることが見つかるのではないでしょうか。
私も新卒で入社した会社を辞めたあと、まだ経験の浅い自分にできることはないのではと、悲観していた時期がありました。でも新しい会社に入ってみたら意外とできることがあって、何とかやっていけると思えました。
まずは何かやってみるのが良いと思います。「はたかな」のように、誰かに仕事を見つけてもらうのも良いかもしれません。小さなお子さんがいたり、ブランクがあったり、または自分のキャリアに自信が持てなかったりしても、少しずつでも仕事をしてみたら、できることを見つけられると思います。
――本日はありがとうございました。
「はたかな」でライフスタイルにあった自分らしい働き方へ
時短勤務やハイブリッドワークを組み合わせることで、子育てや介護などで制限のある方でも仕事との両立を叶えている方もたくさんいます。
サーバーフリー株式会社が運営する人材紹介・派遣サービス「はたかな」では、「はたらきたいを、叶えたい」を理念に、育児や家事、介護などでフルタイム勤務が難しい方の「働きたい」想いをサポートしています。IT・Web・オフィスワークを中心に、在宅ワークや出社と在宅を組み合わせたハイブリッドワークのお仕事もご案内しています。条件に合ったお仕事をお探しの方は「はたかな」にぜひご相談ください。
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