ベビーシッターの存在は知っているけれど、利用したことがないというママもたくさん。
ベビーというからには赤ちゃんを見てもらうの?どんなときに利用しているの?など意外とわからないことも多いですよね。
そこで今回は2児のママでもあるはたかなスタッフによる、初めてベビーシッターを利用した際の体験記をお届けいたします。

はたかなメンバー菅野

ベビーシッター体験記を書いたママ
はたかなでインサイドセールスを担当しているスガノです。
長男・長女が幼稚園~小学校低学年にかけ、主に夏休みなどの長期休み時にベビーシッターを利用しお仕事を続けてきました。
勤務スタイル:在宅ワーク中心、1日およそ5時間勤務

わたしがベビーシッターを利用したきっかけ

休園休校、長期休み。在宅ワークがゆえのママの「困りごと」

夏休みなどの長期休みに加え、感染症の流行時には急に休園・休校になることもありますよね。在宅ワークをしているママにとって、仕事中に子どもたちが同じ家にいることは想像以上に大変なものです。

例えば我が家の場合。まだ園児である下の子は『ママは今お仕事しているから』が理解できません。ひっきりなしに、ママ遊ぼう!ママこれどうしたらいい?ママやって!と声をかけてきます(当然ですよね)。
小学校1年生の上の子にいたっては、慣れない宿題・勉強がはじまったばかりでわからないことがたくさん。ママがお仕事をしているということは理解はしてくれていますが、わからないことに戸惑って、勉強教えて~と仕事部屋に突入してきます。

さらに、子ども同士で楽しく遊びながら待っていてもらおう作戦として”ゲーム”を投入したらしたで設定がわからない〜!と呼ばれ、あげく兄弟喧嘩へと発展し、結局また呼ばれる…ということが度々なのです。

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政府が行う「ベビーシッター派遣事業割引券」を勤務先に提案

実は元々この制度ははたかなでは導入されていませんでした。長期休みに入ると働きずらいなぁと不安があったため、勇気をもってマネージャーに相談したところ、「この制度、いいじゃん!ママの困ったを解消出来るならぜひ導入しよう!」と快諾していただき、利用を開始することができました。

利用して良かった!こと

▼幼稚園が感染症の流行で1週間休園になった

感染症の流行により突如休園に。幸い我が子は、健康で元気いっぱい。当時は休園が1週間以上続き子どもの預け先が無く困り果てていましたが、私が利用していたシッターさんは子どもが感染症の濃厚接触者ではなければ引き受け可能ですと、保育を快諾してくださり無事乗り切ることができました。

感染症が流行する季節になると、休園・休校・学級閉鎖は突然おとずれます。登園直後にお迎え要請が入ることもあります。シッターさんや会社にもよりますが、空きがあれば当日でも受け入れてくださるので本当に助かります

▼在宅でのオンライン会議に集中したい

仕事柄、電話やオンラインで打ち合わせをすることもあり、子どもが後ろで騒いでいるのはちょっと…という状況もあります。
そういうこともシッターさんに相談することができ、必要に応じて子どもたちを公園や散歩に連れ出してくれたので静かな環境で集中してお仕事をすることが出来ました。食事の見守りなども柔軟に対応していただけました。

割引券を上手に活用してお得に利用できる!

【ベビーシッター派遣事業割引券】

事業主が申請し、発行されるベビーシッターサービス利用時の割引券を社員が利用できる制度。
この制度はこども家庭庁の委託を受け公益社団法人全国保育サービス協会が実施している「ベビーシッター派遣事業」を利用して行われているものです。

ベビーシッター派遣事業 概要
▼利用対象者
0歳~小学校3年生(例外あり)
▼割引金額
1日(回)対象児童1人につき2枚(2,200円×2枚)
▼割引券取扱事業者
ベビーシッター事業者は「公益財団法人全国保育サービス協会」が指定する割引券取扱事業者に限る
▼注意事項
・利用者の家庭内での保育あるいは保育所等への送迎を依頼する場合に限る
(ベビールームや出張先等、利用者の家庭以外での保育には使用不可)
・割引券の利用可能枚数は対象児童1人につき1日(回)2枚、1家庭につき1か月に24枚・1年間に280枚まで
・割引券は利用料金が1回につき使用枚数×2,200円以上のサービスが対象となり、助成限度額を超える利用金額は対象者負担
▼詳細
公益社団法人全国保育サービス協会「ベビーシッター派遣事業」

≪2023年度以降の主な変更点≫
すべての事業主からの合計申込枚数が発行上限枚数(390,000枚)に達した時点で割引券の追加申込が不可となりました。そのため年度途中で割引券の交付ができなくなる可能性があります。

スガノ的ポイント!
・兄弟2名の場合1回8,800円の補助が受けられる
・保育施設への送迎や保育園が終わったあとのシッティングもOK
・会社の福利厚生や自治体による補助と併用できるケースもある

はたかな派遣で稼働されている方の利用方法について

・ベビーシッター派遣事業割引券を利用したい
・割引券について詳しく質問したい

という方は『ベビーシッター割引券・利用希望または質問内容』と氏名を記載し、はたかなスタッフへールLINEにてお気軽にお問い合わせください。

ベビーシッターはお守り

乳児期に利用するもの、という誤解

実のところ、利用する前までは「ベビーシッターは赤ちゃん期に利用」と思い込んでいました。今は個人的には幼児~小学生こそベビーシッターがオススメです!
幼児、小学校低学年は集団生活が始まり、慣れてきていると思いきやまだまだ甘えたいざかり。先生を独り占めしたいけれど、みんなの先生だからゆっくりお話し出来ない…など葛藤も抱えているようです。
シッターさんは子供とマンツーマンで向き合い、子どもの話をじっくり聞いてくれます。

ママだからこそ気づかない一面も。新鮮だったシッター目線の我が子たちの姿

利用する会社・シッターさんにもよりますが私が利用した方は保育中の活動履歴や、活動を通してこういう部分が伸びていますね、こういうことに関心があるんですねと丁寧なレポートを作成してくださいます。遊びや、活動も子どもがやりたいことに柔軟に合わせてくれますし、客観的なコメントがすごく新鮮で子育てのヒントになることも。

普段、核家族で接する大人が少ない中、たまに会って成長を見守ってくれるシッターさんの存在は私にとっても新鮮でした。中には得意とするダンス・書道等を個別でみてくれる方もいらっしゃいましたよ!

ママひとりで頑張りすぎなくていいんだという安心感

何が起こるかわからない社会情勢の中で、安心して仕事を続ける為に、もしも…に備えることが出来ます。核家族でまわりに頼れる親族がいないので、いつも母親である自分が子どものことはやらなければいけないという責任感もありました。

”急に残業に…””保育園が休園…”そんなもしもの時に、すぐに相談できるシッターさんがいると安心できます。
何人かの方にお願いしましたが、相談しやすい、こちらの困ったに寄り添ってくれるなぁと相性の良さを感じてからはいつも同じ方を指名しています。
ママが働いている間、子どもたちにも楽しく過ごしてほしいから。子どもたちが大好きなシッターさんに安心してお任せできるのは心強いなぁと思います。

これからもベビーシッターを上手に利用しながら、我が家のペースで子育ても仕事も楽しんでいきたいな、そう思っています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
お子さんとの時間も大切ですが、それぞれの時間を上手に確保することもまた親子や家族にとってプラスになるのかもしれませんね。

ベビーシッター以外にも様々な制度やサービスがありますのでぜひ上手に活用してみてください。
<そのほかのベビーシッター割引制度>
東京都ベビーシッター利用支援事業(一時預かり利用支援)
ベネフィット・ステーションの育児サポート制度

はたかなについて

「はたかな」は、サーバーフリー株式会社が運営する、主婦・ママに特化した求人サイトです。

「はたらきたいを、叶えたい」という理念のもと、育児や家事などでフルタイム勤務が難しい主婦やママの方の「働きたい」想いをサポートします。
IT/Web、オフィスワークやインサイドセールスを中心に、在宅でのお仕事もご案内しています。

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