楽しみにしていた冬のドラマが次々に最終回を迎え、色々な「ロス」に陥っている人も多いかもしれませんね。
そこで、そんなワーママや主婦のみなさんに、2021年春スタートのドラマの中でも特におすすめしたい作品をご紹介します!
会話劇が楽しみな大人のコメディーや、結婚の常識を覆すラブストーリー、日頃の悩みをスッキリさせてくれる痛快エンタメや青春群像劇など、明るい気分になれそうなドラマが盛りだくさん!

気になる春ドラマをチェックして、4月からの生活を前向きにスタートさせましょう。

1.「バツ3」女性と元夫たちのロマンティックコメディー

「大豆田とわ子と三人の元夫」

主演:松たか子 共演:松田龍平、岡田将生、角田晃広(東京03) ほか
放送:フジテレビ系・火曜夜9時(4月13日スタート)

映画「花束みたいな恋をした」が大ヒット中の脚本家・坂元裕二さんが手がける、笑えて泣けて、ほろ苦い気分も味わえるオリジナルドラマです。

松たか子さんが演じるのは、建設会社の社長に就任したばかりのキュートな女性、大豆田とわ子。彼女はなんと3回結婚して3回離婚した「バツ3」なのです。
そんなとわ子の最初の夫は、松田龍平さん演じるレストランのオーナー。彼との間に生まれた中学生の娘と、とわ子は一緒に暮らしています。
2番目の夫は東京03の角田晃広さん演じるファッションカメラマン、3番目の夫は岡田将生さん演じるエリート弁護士と、3人の「元夫」たちも個性派揃いです。
離婚したはずなのに、何かとトラブルを持ち込んでくる3人の元夫に振り回されるとわ子。3人の元夫たちが集まるという、普通ではありえない状況で生まれる会話の妙が楽しみですね。

「ひとりで生きられるけど、ひとりで生きたいわけじゃない」4人が、幸せを見つける姿を応援したくなるドラマです。

2.交際ゼロ日婚夫婦の、「離婚するかも」エンターテインメント

「リコカツ」

主演:北川景子、永山瑛太 共演:白洲迅、大野いと、宮崎美子、佐野史郎 ほか
放送:TBS系・金曜夜10時(4月16日スタート)

結婚生活の中で、誰もが一度は「離婚」を考えたことがあるかもしれません。離婚そのものが珍しくなくなってきた現代特有の価値観や、時代が変わっても変わらない男女のもめごとなどがコミカルに描かれるドラマです。

北川景子さん演じるファッション誌の編集者で自由奔放な水口咲と、永山瑛太さん演じる自衛官で生真面な緒原紘一は、運命的な出会いののちスピード婚。ところが、まるで正反対の二人は生活習慣や結婚生活に求める価値観の違いで大ゲンカになってしまい、新婚早々に離婚を決意!家族や職場、友人の手前、水面下で離婚に向けた活動「リコカツ」をスタートするのです。
自由な家庭で育った咲と、厳格な自衛官一家で育った紘一。個性豊かな両親たちも、なんと離婚騒動に発展してしまい!?世代が異なるそれぞれの夫婦の本音も見どころです。

結婚とは?離婚とは?相手を大切にするって?異色の夫婦の、「離婚をきっかけに始まる本当の恋愛」を見守ってみませんか。

3.アラ還名古屋マダムが悩みをぶった斬り!痛快毒舌エンターテインメント

「最高のオバハン 中島ハルコ」

主演:大地真央 共演:松本まりか ほか
放送:フジテレビ系・土曜夜11時40分(4月10日スタート)

大地真央さん演じる中島ハルコが、持ち前の毒舌で世の中の悩みや不正をバッサバッサと切り倒す痛快エンターテインメント。原作は林真理子さんの人気小説で、東村アキコさんの熱望で漫画化もされて話題になりました。

中島ハルコは超人気美容クリニックの敏腕経営者。政財界からも一目置かれるスーパーレディーで、無駄が嫌いな生粋の名古屋マダムです。ドラマで披露されるゴージャスなファッションや高価なジュエリーにも注目です。
そんな中島ハルコとひょんなことから知り合い、翻弄されるアラフォー女子の菊池いづみ役には松本まりかさん。今回は「怪演」を封印して新たな役どころに挑戦します。

悩みを抱えた人は、「ハルコさんに叱られると、なぜか人生上向いていく」。悩んだり迷ったりすることが多い今だからこそ、年を重ねてなお忖度しないハルコの言葉に勇気をもらえること間違いなしです。愉快痛快なひとときをお過ごしください!

4.女性週刊誌の記者が名もなき「もやもや」に迫る!ヒューマンドラマ

「半径5メートル」

主演:芳根京子、永作博美 共演:毎熊克哉、真飛聖、北村有起哉 ほか
放送:NHK総合・金曜夜10時(4月30日スタート)

女性週刊誌の若手編集者と型破りなベテラン記者が、ニュースにもならないような「女性たちのもやもや」に切り込むドラマ。脚本は「僕の生きる道」などの「僕」シリーズや、冬ドラマで話題になった「知ってるワイフ」を手がけたベテラン橋部敦子さんです。
若手編集者・風未香を演じるのは若手の実力派、芳根京子さん。ベテラン記者、宝子を演じる永作博美さんとの「迷コンビ」で、世の女性たちが日々感じている違和感や生きづらさをすくい上げ、記事にします。
どうして私は一人で育児をしているのか、どうして知らないおじさんに説教されるのか、どうして最近夫とうまくいかないのか…。どんな題材でも「わがこと」として取り上げ、女性の「もやもや」に寄り添います。

「『半径5メートル』の足もとから世の中が見える」身近で大切なことに、気づかせてくれるドラマになりそうです。

5.「大失敗」から始まる等身大の青春群像劇

「コントが始まる」

主演:菅田将暉 共演:神木隆之介、仲野太賀、有村架純、古川琴音 ほか
放送:日本テレビ系・土曜夜10時(4月17日スタート)

毎話、一本のショートコントから幕を開け、そのコントが物語の伏線となっているスタイルのドラマです。2019年放送のドラマ「俺の話は長い」で向田邦子賞を受賞した脚本家の金子茂樹さんが、20代後半の若者たちの生き様と幸せの形を描きます。

菅田将暉さん、神木隆之介さん、仲野太賀さんが演じる売れないトリオ芸人「マクベス」。3人がネタ作りのために集まるファミレスの店員役に有村架純さん、その妹役に古川琴音さん。昔描いていた「大人の自分」とはかけ離れた「大失敗」の人生を歩んでしまっている20代後半の若者たちが、失敗したからこそ出会う人や出来事によって未知の幸せを掴む物語です。

20代後半、「諦めるには早すぎて、冒険するには遅すぎる、かろうじて若者」たちの等身大の姿に、笑って泣いて、何かを始める勇気をもらえるかもしれません。
起承転結のストーリーがあってオチがあるコントは、人生と似ています。「始まる」という希望溢れるタイトルの通り、今の、これからの、そしてかつての若者が共感できるドラマになりそうです。

6.時には甘く、時にはほろ苦く。幸せを運ぶ移動珈琲物語

「珈琲いかがでしょう」

主演:中村倫也 共演:夏帆、磯村勇斗、光石研 ほか
放送:テレビ東京系・月曜夜11時6分(4月5日スタート)

話題を呼んだドラマ「凪のお暇」原作のコナリミサトさんの漫画が再び実写化!原作ファンもキャスティングを希望していたという中村倫也さんが主演を務める、移動珈琲店のドラマです。

中村さんが演じるのは、移動珈琲店「たこ珈琲」の店主・青山一。街から街へと移動しながら、行く先々で丁寧に心を込めて珈琲を淹れます。その珈琲は日々の生活がつらい人や、人間関係に疲れた人、香りに誘われてやって来た珈琲好きの人など、全ての人を湯気のように優しく包み込むのです。
共演の夏帆さん、磯村勇斗さんのほか、1話完結の物語で貫地谷しほりさんや山田杏奈さん、臼田あさ美さん、戸次重幸さんなどがゲストとして登場します。また、ドラマ内で毎回提供されるオリジナルの珈琲にも注目です。

ほっとしたい時に飲む一杯の珈琲のように、忙しい毎日を送る人を少しだけ癒してくれそうなドラマです。

まとめ

2021年春スタートのおすすめ新ドラマをご紹介しました。

ほかにも、竹野内豊さん主演で刑事裁判官という職業を取り上げた「イチケイのカラス」、川口春奈さんと横浜流星さんがシェアハウスで繰り広げるラブストーリー「着飾る恋には理由があって」、2005年に放送された人気ドラマの続編「ドラゴン桜 シーズン2」、訳ありな1人暮らしの5歳児と売れない漫画家の日常を描く「コタローは1人暮らし」など、楽しみなラインナップが揃っています。

4月からの新生活の彩りに、お気に入りのドラマを見つけてみませんか。

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