2021年も引き続き「ステイホーム」の夏休みが始まりました。

おうち時間が長くなると、子どもがスマートフォン(以下スマホ)やゲーム機を触る時間が増えるのが気になるけど、どうしたらいいかわからないというママも多いでしょう。
そんなママ自身も、スマホを触っていて気がつけば何時間も経ってしまっていた!という経験があるかもしれません。

そこで、この夏休みに親子で「デジタルデトックス」に挑戦してみませんか?

スマホやタブレット、ゲーム機などのデジタル機器と距離を置く時間を作って心身共にスッキリし、さらに日頃の使い方を親子で見直すきっかけにしましょう。

1. 気になっていませんか?子どものスマホ使用時間

総務省の調査によると、2020年時点の中学生のスマホ所有率は7割を超えており、小学生も5割以上がスマホを所有しているようです。

子どもがスマホを持つことで、個人情報の流出やSNSでのトラブルなどに巻き込まれる心配もありますが、それよりも暇さえあればスマホを見ている、スマホを触っている時間が長いことが心配だというママが多いのではないでしょうか。

文部科学省の調査によると、「スマホの使用時間が長いほど、学力テストの平均点が下がる傾向にある」という結果が見られます。その原因としては、スマホを長く使うほど勉強時間が減ることが考えられます。
それ以外にも、脳科学の研究では「勉強時間が長くてもスマホの使用時間が長ければ点数が低下する」こともわかってきています。

また、「スマホ育児」という言葉があるように、就学前の子どもを静かにさせるためなどの理由で、ついスマホの動画やゲームに頼ってしまうこともあります。その場合は、一人で長時間させないように気をつけましょう。

2. 大人もスマホに依存しているかも?チェックしてみましょう

iPhoneが登場したのは2008年。それから13年の間にスマホは急激に普及し、今や生活に欠かせないものとなっています。この13年で起きた人間の行動の変化は人類史上で最も大きく、スマホが人間に与える影響の研究が追いついていないとさえ言われています。

大人がスマホに費やす時間は1日に3~4時間、中高生は4~5時間とされます。自分がスマホを使い過ぎていないかどうか、チェックしてみませんか。

スマホ依存度チェック

  • □ スマホはいつでもすぐに手に取れる場所にある。
  • □ ちょっとでも時間が空いたらスマホを触ってしまう。
  • □ 情報に乗り遅れることや自分だけが知らない情報があることが不安だ。
  • □ 夜、寝床に入ってからもスマホを触っている。
  • □ スマホを触る時間を増やすために、家事や育児をおろそかにすることがある。
  • □ スマホを見る時間が長いと家族などから文句を言われたことがある。
  • □ スマホを触っている最中に誰かに邪魔をされると、イライラすることがある。
  • □ スマホを見ている時に「ちょっと待って」「あと少しだけ」と言ってしまうことがある。

当てはまる項目が多い人ほど、スマホに依存している可能性が高くなります。無料でチェックできるサイトもありますので、気になる人は確認してみてください。

※久里浜医療センター「インターネット依存度テスト」
https://kurihama.hosp.go.jp/hospital/screening/iat.html

3. スマホを使い過ぎるとどうなるの?

スマホなどのデジタル機器を使い過ぎる影響には、次のようなものがあります。

体の影響

視力が悪くなる

文部科学省の調査によると、裸眼視力1.0未満の子どもの割合は小学校で過去最高となっています。その大きな原因のひとつとして、子どもの外遊びが減り、デジタル機器を使う時間が増えたことが考えられます。

姿勢が悪くなる

長時間同じ姿勢でスマホを見ていると、「スマホ首」と言われる状態になり、肩こりや頭痛を引き起こすことがあります。

良質な睡眠がとれなくなる

スマホなどのデジタル機器が発するブルーライトを寝る前に浴びると、良質な睡眠をもたらすホルモンが分泌されにくくなります。特に子どもはブルーライトの影響を受けやすいため、睡眠不足になりやすく、脳や身体の成長が妨げられる心配があります。

心の影響

集中力がなくなる

忙しい主婦やワーママは、何かをしながらスマホを見ることが多いでしょう。同時に複数のことをする習慣がついていると、一つのことに集中するのが苦手になってしまいがちです。

記憶力が弱くなる

スマホで新しい情報を次々に入手する状態が続くと、脳は情報の処理に追われて情報を選べず、大事なことを記憶する力が弱くなってしまいます。

スマホが体や心に与える影響についてもっと詳しく知りたい方には、次の本がおすすめです。

「スマホ脳」アンデシュ・ハンセン

4. 「デジタルデトックス」って?

一定の期間、スマホやタブレット、パソコンやゲーム機などのデジタル機器に全く触れないことを「デジタルデトックス」と呼びます。
「デトックス」とは「解毒」という意味で、スマホから解き放たれて心と脳を休める活動として近年注目されています。

デジタルデトックスの方法

1 時間や日にちを決めましょう

最初は午前中だけなどの短時間にして、少しずつ時間を長くしてみましょう。毎週土曜日など、曜日を決めてもいいですね。
また、SNSなどで「明日はデジタルデトックスします」と宣言すると、返信やチェックをしないことが気にならなくておすすめです。

2 家の中にデジタルデトックスゾーンを作りましょう

「ここにはスマホやゲーム機を持ち込まない」というスペースを決めると、ゲーム感覚でルールを守ることができます。
例えば、食卓や寝室には持ち込まないことにして、慣れてきたらリビング全体など範囲を広げてみましょう。

3 遊び感覚で始めましょう

スマホを子どもに隠してもらったり、ゲーム機をママが隠したりして、遊び感覚でデジタル機器から離れるようにすると、スムーズにデジタルデトックスに取り組めます。

4 スマホでできることの代わりを探しましょう

わからないことをすぐに検索するのではなく、調べものには図鑑や本を活用してみましょう。また、祖父母やお友達に暑中見舞いを出してみる、親子で交換日記をするなど、いつもと違うことをすると子どもも喜びそうです。

5 スマホを触るよりも楽しいことをしましょう

ボードゲームやカードゲームをする、読書タイムを作る、読み聞かせをする、DVDを観るなど、家族でできることを楽しむのがおすすめです。
子どもをスマホから離れさせる効果的な方法は、「大人が子どもと目を合わせて、真面目に相手をすること」と言われます。夏休みの間に、親子でゆっくりと向き合ってコミュニケーションをとってみませんか。

ほかにも、デジタルデトックスのイベントや講座なども開催されています。興味のある方は調べてみてください。

参考サイト:
・日本デジタルデトックス協会
https://digitaldetox.jp/

・つながらないオンライン・イベント「DDホリデー」

5.ルールを決めてスマホと上手に付き合いましょう

スマホなどのデジタル機器は、日常的な連絡だけでなく、緊急時や災害時には大変役に立つものです。むやみに使用を制限するのではなく、親子で適切な使い方を学んでいきましょう。

子どものスマホ使用には便利な機能を活用しましょう

子どもが所有するスマホやタブレット、ゲーム機については、「ペアレンタルコントロール」という機能で使用状況を保護者が把握したり、安全管理を行ったりすることができます。
端末やアプリによってできる内容は異なりますので、店頭やサイトで確認してみてください。

また、スマホ使用のルールをきちんと決めることも大切ですが、子どもの年齢や環境によってスマホの使用ルールの内容は変わってきます。
内閣府作成リーフレットで家庭でのルール作りを紹介していますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。

参考:内閣府普及啓発リーフレット集

https://www8.cao.go.jp/youth/kankyou/internet_use/leaflet.html

大人はスマホの中身の整理と使用時間の管理を

使っていないアプリや不要なメルマガ、放置しているブックマークやSNSアカウントなど、この機会にスマホの中身を整理してすっきりしませんか。自分が何を大切にしたいか、何に時間を奪われているかがはっきりして、これからの使い方が変わるかもしれません。

アプリを活用して、スマホの使用時間や使い方を確認してみるのもおすすめです。

スマホ使用管理アプリ例:

StayFree:スマホの使用時間を教えてくれてアプリの使用を制限してくれる
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.burockgames.timeclocker

まとめ

「デジタルデトックス」についてご紹介しました。日常的に子どもや自分のスマホの使い方が気になっていた人は、この夏休みにぜひ挑戦してみてください。
デジタル機器はこれからの時代に不可欠なものだからこそ、自分の意志で「使わない」時間を作り、使いこなすことが必要です。
そして、子どもは親のことをよく観察しています。子どもにだけルールを守らせるのではなく、まずは親がルールを守って、子どもと過ごす時間は子どもに意識を集中させるようにしましょう。
画面の中の世界に夢中になるよりも、目の前の出来事に注意して、家族や自分の気持ちに向き合うことが大切かもしれませんね。

夏休みが終わっても、定期的に「デジタルデトックス」に挑戦してみてはいかがでしょうか。

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