新型コロナウイルス感染拡大の影響で、「飲みに行けなくなった」と嘆くサラリーマンや若者の姿がよく話題になります。でも、そもそもワーママ&主婦は、飲み会どころかランチさえもなかなか行けませんよね。

もし行けたとしても、事前に夫に日程のお伺いを立てて子どもの世話をお願いし、当日は家族の食事の準備をしてから出かけ、早めに帰宅したら残された食器を洗うのがお決まりのパターン…という人も多いのではないでしょうか。

そんなワーママや主婦のための休日、それが「主婦休みの日」です!

普段はなかなかゆっくりできない人も、主婦休みの日を口実に思い切ってリフレッシュしませんか。

1.「主婦休みの日」ってどんな日なの?

「主婦休みの日」は、365日休みのない家事から解放される日というコンセプトで、サンケイリビング新聞社が2009年に申請した記念日です。

「主婦休みの日」には、次の3つの意味があります。

  1. 家事や育児に頑張る主婦がリフレッシュできる日。
  2. 家族が元気になってニッポンも元気になる日。
  3. 夫や子どもが家事にチャレンジする日&パパと子どもが一緒に行動する日。

なお、ここでの「主婦」とは普段から家事全般を主に担当している人のことを言い、主夫も含まれます。また、専業主婦(主夫)かどうかは関係ありません。

現在、共働き世帯が増え続けているにも関わらず、夫と妻の家事への認識にはまだまだギャップがあると言われます。「主婦休みの日」が、家事を担うのは女性という固定概念を変えて、家事を家族みんなで考えるきっかけになるといいですね。

「主婦休みの日」は、年末年始後の1月25日、ゴールデンウイーク後の5月25日、そして夏休みとシルバーウイーク後の9月25日の3日間です。この日に決まったのは、家族の長期休み中は家事が忙しくなるので、そのあとに一息つきたいという主婦の意見が反映されているからだそうです。

長引くステイホーム生活で家事負担がさらに増えている今こそ、「主婦休みの日」をとってリフレッシュしましょう。

2.主婦を休むために!家事を手抜きする4つの方法

主婦を休むと言っても、子どもが小さい、他に家事をやってくれる人がいないなどの理由で無理という人も多いでしょう。

そんな人のために、少しでも家事を手抜きする4つの方法をご紹介します。

1 しなくてもいい家事をやめる

家族の人数や環境にもよりますが、洗濯や掃除は1日くらいしなくても大丈夫ではないでしょうか。どうしても洗濯が必要なら、コインランドリーを利用して乾燥まで済ませ、干して取り込む手間を省いてみましょう。

2 便利な時短家電を試してみる

ロボット掃除機や食洗機、洗濯乾燥機などの定番家電のほか、電気調理鍋やホットプレートなどの調理家電も注目が高まっています。購入前にレンタルできるサービスも充実していますので、気になる家電は試してみてはいかがでしょうか。

3 夫や子どもに上手に任せる

お風呂や部屋の掃除は夫や子どもに任せやすい家事です。この機会にチャレンジしてもらい、うまくいったらそのまま日常的な担当にしてしまいましょう。買い物や料理なども夫と子どもの共通体験や思い出作りにおすすめです。1日だけとは言わず、休日のイベント代わりにしてみませんか。

4 食事はテイクアウトや冷凍食品を活用

洗濯や掃除はクリアできても、食事をしないわけにはいきませんよね。ステイホームで家族が家にいるため、以前よりも主婦が食事を作る回数が増えています。時間も手間もかかる食事の用意はたまにはお休みして、テイクアウトやデリバリーを活用しましょう。

大手食品メーカーには、「主婦休みの日」に主婦を応援するキャンペーンを行っているところもあります。冷凍商品や加工食品を普段あまり使ったことがないという人も、上手に利用してみましょう。

3.フリータイム別!主婦におすすめのお手軽リフレッシュ方法

「主婦を休む」と言っても、実際に自由になる時間は人それぞれですよね。そこで、休める時間に合わせた手軽なリフレッシュ方法をまとめてみました。ぜひ参考にしてみてください。

1時間以内でリフレッシュ

おうちカフェ

ストレス解消と言えば、おいしいものを食べること!コーヒーや紅茶を丁寧に入れて、おいしいスイーツを用意して、ゆっくりと過ごしましょう。

体を動かす

お気に入りの音楽をかけたり、動画を観たりしながら、1人で筋トレやストレッチをすると気分もスッキリ!近所をお散歩するだけでもリフレッシュできます。

日記や手紙を書く

日頃文字を書く機会が少ないという人は、日記を書いてみましょう。よかったことやこれからの目標など、自分を見つめ直すいい機会に。誰かに手紙を書くのも新鮮でおすすめです。

友達と電話する

日頃はLINEやメールだけで連絡する友達と、たまには電話で話すと気分が晴れます。グループ通話などを利用して、複数の友達や離れて暮らす家族と話してもいいですね。

1~3時間でリフレッシュ

宅飲み・リモート飲み会

ちょっと高級なおつまみやお酒を用意して、子どもを寝かしつけてからひとりでまったりと飲むのも、夫婦で晩酌するのもよし、友達とリモート飲み会してもいいですね。

お風呂でちょっぴり贅沢

いつもは子どもとバタバタ入るという人は、たまには一人でのんびり入浴してみては。好きな香りの入浴剤を使って、パックやスペシャルケアで贅沢な時間にしましょう。

高級スーパーマーケットでお買い物

いつもと違うスーパーマーケットや、普段は使わない高級スーパーマーケットに行ってみては。珍しい食材やお惣菜、お菓子などを眺めるだけでも楽しい気分に。

美容院やマッサージに行く

美容院やマッサージなどに行って、定期的に自分のメンテナンスをしましょう。一人でぼんやりできる貴重な時間です。見た目や体がスッキリすると、明日からまた頑張れそう。

半日~1日でリフレッシュ

趣味に没頭する

誰にも邪魔されない環境を整えて、スマホの電源を切って、ドラマの一気見、DVD鑑賞、漫画の一気読みなど、日頃はできないことに思い切り没頭しましょう。

自分の物を片付ける

日頃は家族の物の片付けに追われている人も、この機会に自分の物を片づけてみませんか。服や本、思い出の品物など、気になっていたものを片づけると気分もスッキリします。

1人で出かける

せっかくの休日なので、映画や舞台鑑賞、ライブなどに出かけてみては。美術館や図書館、ネットカフェやドライブもおすすめです。お出かけする時は感染症対策を忘れずに。

あえて「何もしない」ことを楽しむ

「今日はダラダラしてしまった」と後悔するのではなく、あえて「今日は○時間ダラダラしよう」と決めましょう。自分で決めたら、落ち込まずにむしろ達成感が味わえます。

4.主婦を「休みたくなる」おすすめ本

それでも「主婦を休むなんてちょっと…」と罪悪感を持ってしまう人のために、読むと休む気になれそうな本をご紹介します。夫にも読ませてみては?

「まず、ママが幸せに」薗部 容子

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日本、イギリス、フランスでそれぞれ3人の子どもを出産した作者の体験記です。日本の常識と外国の常識の違いに驚くと同時に、肩の力が抜けそうです。

「『家事のしすぎ』が日本を滅ぼす」佐光紀子

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日本の主婦は世界から見たら大変すぎる!?日本男性の家事参加率も低すぎる!完璧な家事を目指さず、もっと気楽に過ごしても大丈夫と思えるかもしれません。

まとめ

「主婦休みの日」と、おすすめのリフレッシュ方法をご紹介しました。

2021年の9月25日は土曜日です。堂々と休むために、今から計画を立ててみてはいかがでしょうか。そして、日常的にリフレッシュの時間を取れるように、この機会に生活を見直してみましょう。

家事と育児は毎日のことですので、主婦が休む時間や日を作るためには、家族の協力が必要です。ただ、それでもうまく休めないと感じたら、働き方を見直してみるのも一つの手です。

生活リズムを子どもに合わせて働きたい、フルタイムで働くと家事や育児が回らないから今は短時間だけ働きたいなど、希望の働き方は人それぞれ。週3~4日、1日5時間、夫の扶養内など、条件に合ったお仕事をお探しの方は「はたかな」にぜひご相談ください。あなたのご希望に合わせたお仕事をご紹介します。

はたかなについて

「はたかな」は、サーバーフリー株式会社が運営する、主婦・ママに特化した求人サイトです。

「はたらきたいを、叶えたい」という理念のもと、育児や家事などでフルタイム勤務が難しい主婦やママの方の「働きたい」想いをサポートします。
IT/Web、オフィスワークやインサイドセールスを中心に、在宅でのお仕事もご案内しています。
週3~4日、1日5時間、夫の扶養内など、条件に合ったお仕事をお探しの方は「はたかな」にぜひご相談ください。あなたのご希望に合わせたお仕事をご紹介します。就業形態も、フリーランス(業務委託)、時短正社員、パート派遣に対応可能です。