2021年はどんなドラマを楽しみましたか?ハマったドラマや終了後ロスになったドラマがあったという人もいるかもしれませんね。
そこで今回は、2022年1月から新しく始まる、ワーママや主婦のみなさんにおすすめの冬ドラマをご紹介します。
新年最初のドラマでは、青年の語りが特徴的な新感覚ミステリーや、男女二人の恋愛抜きの共同生活など、これまでの価値観や当たり前を見直したくなるような作品が放送されます。
また、妻との別れと奇跡の再会で再生する家族の物語、お節介で残念な男性がマンションの住人たちを救うホームコメディも。さらに、ネットニュースの裏側に切り込むドラマや、売れない漫画家の新しい挑戦などのお仕事×恋愛ドラマも見逃せません。
新しい年の幕開けに、ぜひお気に入りのドラマを新しく見つけてみましょう。
1 真実は人の数だけ?青年の語りが謎も心も解きほぐす新感覚ミステリー
「ミステリと言う勿れ」
主演:菅田将暉 共演:伊藤沙莉、尾上松也、筒井道隆、遠藤憲一、鈴木浩介 ほか
放送:フジテレビ系・月曜夜9時(1月10日スタート)
累計発行部数1300万部を突破した、田村由美さんの大ヒット漫画が待望の実写ドラマ化です。主人公で名前も髪型も個性的な青年、久能整(くのう・ととのう)を演じるのは、俳優のみならず歌手としても大活躍の菅田将暉さんです。
あるカレー日和、整は身に覚えのない殺人事件の容疑者として連行されてしまいます。取調室で淡々としゃべり続ける整を取り調べる刑事役は、伊藤沙莉さん、尾上松也さん、筒井道隆さん、遠藤憲一さんの個性派俳優陣。一人ひとりが整との会話を通して自分が抱える問題にアドバイスをもらい、少しずつ態度が変わっていきます。
その後も様々な事件になぜか関わってしまう整は、鋭い洞察力と膨大な知識を駆使して、社会の「当たり前」を疑い、独特な語りで持論を展開します。
一人の青年がただ話すだけで事件の謎やそれに関わる人の心を解きほぐしていく「新感覚ミステリー」。この冬、「少し長いおしゃべり」に耳を傾けて、心を整えてみませんか。
「ミステリと言う勿れ」田村由美(1~10巻)
2 小学生に生まれ変わった妻と再会?ファンタジックな愛と再生の物語
「妻、小学生になる。」
主演:堤真一 共演:石田ゆり子、蒔田彩珠、吉田羊 ほか
放送:TBS系・金曜夜10時(1月スタート)
10年前に最愛の妻を亡くしてから残りの人生を「余生」と思って過ごしてきた夫と、母の死後大人になりきれない娘が、妻(母)と奇跡の再会を果たして再び生きることに向き合おうとするホームドラマ。原作は村田椰融さんの人気漫画です。
堤真一さん演じる新島圭介は、石田ひかりさん演じる妻・貴恵を10年前に突然亡くしてから無気力に過ごしていました。朝ドラの妹役が記憶に新しい蒔田彩珠さん演じる娘・麻衣も、現在は無職で将来に夢も希望も持てずにいます。一家の太陽のような存在だった貴恵を失ってから、2人の時間は止まったままなのでした。
ある日、突然ランドセルを背負った小学生の白石万理華が現れて「私は新島貴恵」だと告げます。10年前に生まれ変わり、10歳の誕生日に前世の記憶が蘇ったという元妻(母)の登場に、最初は戸惑う圭介と麻衣ですが、少しずつ自分の人生に向き合っていきます。
亡くなった妻の見た目が小学生で中身は大人というコミカルな部分もありつつ、「愛」の深さを感じられる物語です。大切な家族を失った父と娘が成長する姿は、きっと応援したくなることでしょう。
「妻、小学生になる。」村田椰融(1~8巻)
3 すべてはPVのため!社会派「風」お仕事エンターテインメント
「ゴシップ #彼女が知りたい本当の○○」
主演:黒木華 共演:溝端順平、野村周平、野間口徹、石井杏奈、寛一郎 ほか
放送:フジテレビ系・木曜夜10時(1月6日スタート)
スマホを開けば一日一度は目にすると言っても過言ではない「ネットニュース」の編集部を舞台に、新時代の「人と人とのつながり」を描く完全オリジナルドラマです。
主人公の瀬古凛々子(せこ・りりこ)を演じるのは、フジテレビ系ドラマ初主演の黒木華さん。これまで様々なタイプの役柄を演じてきた黒木さんの、新たなヒロイン像に期待が高まります。
大手出版社の経理部で働いていた凛々子は、ネットニュースの編集部へ異動することになります。直接取材をせずに流通している情報を元に書かれた「コタツ記事」ばかりを発信するネットニュースの世界で、「PV(ページビュー)を伸ばす」ために手段を選ばず奮闘する凛々子。空気を読まず、不器用に真っ直ぐに働く凛々子の姿に、同僚たちも少しずつ影響されていきます。
女子の成長を描くお仕事ドラマであり、現代のネット社会におけるメディアの在り方を問いかける社会派「風」ドラマであり、年代もタイプも異なる男性たちとの恋愛模様も気になる、老若男女問わず楽しめるドラマになりそうです。
4 恋も仕事も「四十から」?諦めない女性の年の差不倫サスペンス
「シジュウカラ」
主演:山口紗弥加 共演:板垣李光人、宮崎吐夢、池内博之ほか
放送:テレビ東京系・金曜深夜0時12分頃(1月スタート)
この春、男性が妊娠する世界を描いた漫画「ヒヤマケンタロウの妊娠」の実写ドラマ化も話題となった、坂井恵理さん原作のドラマです。主人公の売れない漫画家・綿貫忍を演じるのは、連ドラ初主演となる実力派女優の山口紗弥加さん。40代の諦めや痛みをリアルに感じさせてくれます。
結婚生活15年目を迎え、夫と中学生の息子がいる忍は、幸せなはずなのにどこか満足できない日々を送っていました。そろそろ潮時かと漫画家を辞めるつもりでしたが、10年以上前の作品が電子書籍でヒットし、新作に挑戦することになります。
そこで出会うのが、アシスタントに応募してきた22歳の青年・橘千秋。演じるのは大河ドラマでの演技も好評だった板垣李光人さんです。不自然な言動を繰り返す謎の青年に、忍と一緒に翻弄されてしまいそうです。
諦めかけていたキャリアに再挑戦する気持ちや、自分を一人の女性として、人として敬意を持って接してほしいという気持ちには、どこか共感できるところがあるかもしれません。
「シジュウカラ」坂井恵理(全11巻)
5 半人前のヒーローがマンションを救う?社会派ホームコメディ
「となりのチカラ」
主演:松本潤 共演:上戸彩、小澤征悦、映美くらら、ソニン、清水尋也、長尾謙杜(なにわ男子)、浅野和之、吹雪ジュン ほか
放送:テレビ朝日系・木曜夜9時(1月20日スタート)
「家政婦のミタ」「ハケン占い師アタル」「同期のサクラ」などで独特の家族像や個性的な主人公を描いてきた脚本家の遊川和彦さんが、脚本と演出を担当するオリジナルドラマです。久々のドラマ主演を果たす松本潤さんが、何をしても中途半端で半人前だけど、思いやりと人間愛にあふれる主人公を演じます。
松本さん演じる中越チカラは、自称小説家のゴーストライター。上戸彩さん演じる妻の灯と、12歳の娘、10歳の息子との4人暮らしです。一家が引っ越してきたマンションの住人を演じるのは、小澤征悦さん、ソニンさん、吹雪ジュンさんなど、何やら訳アリそうな個性派揃い。チカラがそんな住人たちの話を聞き、問題に首を突っ込み、悩みを解決していくことで、やがてマンション全体が一つのコミュニティとしてつながっていきます。
このコロナ禍や度重なる災害などで人とのつながりの大切さが見直されるようになった今、現代人にとっての新たなコミュニティの在り方を提案してくれるドラマになりそうです。
6 「アロマンティック・アセクシュアル」って?ラブではないコメディ
「恋せぬふたり」
主演:岸井ゆきの、高橋一生(W主演) 共演:濱正悟、小島藤子、菊池亜希子、北香那、西田尚美、小市慢太郎 ほか
放送:NHK総合・月曜夜10時45分(1月10日スタート)
同性愛やルッキズムなど、これまでも意欲的なテーマで見ごたえのあるドラマを制作してきたNHK「よるドラ」枠。今回は、岸井ゆきのさん、高橋一生さんのW主演で「アロマンティック・アセクシュアル」という新たなテーマに挑むオリジナルドラマです。
岸井ゆきのさん演じる咲子は、人を好きになったことがなく、なぜキスをしたいのかもわからず、恋愛を前提としたコミュニケーションに戸惑いながら生きてきました。
ある日、咲子は高橋一生さん演じるスーパーの店員、高橋に出会い、彼も「恋しない人間」だということを知ります。また、恋愛的嗜好の一つで他者に恋愛感情を抱かない「アロマンティック」、性的嗜好の一つで他者に性的に惹かれない「アセクシュアル」という言葉にネットで出会い、心惹かれます。
恋人でも、夫婦でも、家族でもない2人が共同生活を始め、その姿が両親や上司、ご近所さんたちに波紋を広げていきます。自分の「当たり前」が誰にでも当てはまるものではないことを知り、「そういうこともある」と受け入れることで、この世界に生きる全ての人が笑顔になれることを願う「ラブではない」コメディです。
まとめ
2022年の1月に新しく始まる、ワーママや主婦におすすめの冬ドラマをご紹介しました。
ほかにも、阿部寛さん主演で水中捜査に特化した架空の組織が事件を解決する日曜劇場「DCU」、成田凌さんが脳外科医を演じるサバイバル・ドクター・エンターテインメント「逃亡医F」なども要チェックです。また、2クール連続ドラマの「真犯人フラグ」後半も引き続き見逃せません。
さらに深夜ドラマでは、一夫多妻制度が導入された架空の町が舞台で島崎遥香さんが妻の一人を演じる「ハレ婚。」、元同級生が次々に殺される波瑠さん主演のサスペンス「愛しい嘘~優しい闇~」、安田顕さんが謎のおじさんとして女子高生を助けてくれる「しもべえ」など、気になる作品が多数揃っています。
何かと慌ただしい年明けのひととき、お気に入りのドラマを観てほっと一息つきませんか。
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