新しい1年が始まりました!

4月になると、お子さんの入園・入学などで大きく環境が変わるという人も多いでしょう。
それに合わせて、4月から復職が決まっているママや、仕事を始めたいと考えているママもいるかもしれませんね。

そこで、仕事を始めるママがその後の生活をスムーズに送るために、今やっておくべきことをまとめてみました。

今回は「子ども編」として、主に子どものための準備をご紹介しています。今からできそうなことをチェックして、少しずつ始めてみませんか。
もちろん、働いていないママにとっても役に立つ内容ですので、ぜひ参考にしてみてください。

◎ 4月から仕事を始めたいママが、今やっておくべき15のこと【家庭編】はこちら ⇒

いざという時のための体制を整えましょう

(1)子どもが病気の時の対応を決めておく

仕事を始めたママの環境で一番変わることは、「子どもに何かあった時にすぐに対応ができなくなる」ことです。 子どもの病気や災害などで急にお迎えが必要になった時は、連絡を誰が受けて対応するのかをきちんと決めておきましょう。
ママだけではなく、状況によってパパが対応する、両親とも無理な場合は祖父母やママ友にお願いするなど、今のうちに相談しておくといいですね。
ちなみに、自分の子どもが元気でも休校や学級閉鎖で登園・登校させられない場合もあります。様々なパターンを想定しておきましょう。

(2)ファミリーサポートやベビーシッターのサービスに登録する

身近な人に頼れない場合は、ファミリーサポートなどの行政支援や民間のベビーシッターを利用することを考えましょう。 ファミリーサポートは自治体の研修を受けた人の家で子どもを預かってもらう制度で、利用料金が比較的安価なのがうれしいポイント。同じ人に長くお世話になることもあり、育児の相談ができるなど頼れる存在になることもあっておすすめです。
ベビーシッターを利用する際は、内閣府の支援を受けて補助金が出る企業もありますので、自分やパートナーの企業が当てはまるかどうか、調べてみましょう。 ファミリーサポートもベビーシッターも、余裕がある日に一度お試しで利用してみると親子で安心できそうです。

◆参考:割引券承認事業主一覧(内閣府ベビーシッター券を利用できる企業)
http://www.acsa.jp/htm/babysitter/approvai_proprietor_list.htm

(3)受診セットを用意してかかりつけ医を決め、病児保育に登録する

子どもの平熱を日頃からチェックしておき、変わったことがあればすぐにわかるようにしておきましょう。母子健康手帳、健康保険証、自治体の福祉医療証、お薬手帳、現金などの受診に必要なものを一つにまとめた「受診セット」を用意し、誰でも病院に連れて行けるようにしておくと便利です。子どもの体調や健康について相談できるかかりつけ医がいると安心ですね。
また、病気に備えて病児保育がある病院を探し、登録しておきましょう。近所の小児科だけでなく、夜間・休日診療の情報を集めておくことも大切です。

<チェックリスト>


子どもが一人の時の防犯・防災について確認しましょう

(4)お留守番のルールを決める

子どもが予定より早く下校するなど、やむを得ず一人でお留守番する機会があるかもしれません。家の鍵を開けるときは後ろに人がいないのを確認して「ただいま」と言って中に入る、インターホンや電話が鳴っても出ない、一人の時は友達を家に入れないなどのルールを具体的に決めておくといいですね。
家の鍵の取り扱いや鍵を持って出るのを忘れた時はどうするかなども、家族で話し合っておきましょう。意外と冷暖房などの家電の使い方を子どもが知らないということもありますので、しっかり教えておくことも必要です。

(5)一人の時の防犯について教える

下校中に知らない人に声をかけられた時などに駆け込める「子ども110番の家」や、トイレを借りられるコンビニなどを教えておくのも大切です。子どもと一緒に歩いて、どこにあるか確認しておきましょう。ほかにも、祖父母の家や近所の友達の家など、何かあったら助けを求められるところに子どもが一人で行けるようにしておくと安心です。

(6)防災対策を確認・準備する

火事や地震の時に備えて、防災リュックの中身や置き場所を確認します。子どもが一人の時はどう行動するのか、誰がどこに迎えに行くのかということも、しっかりと話し合いましょう。災害時にママやパパが自宅に帰れない場合も想定して、備蓄品の置き場所などを家族全員がきちんと把握しておくことが大切です。

◆防災についてはこちらの記事もチェック!
https://hatakana.com/4325/

(7)緊急連絡先や連絡手段を決めて練習する

何かあった場合の連絡先を子どもに伝えておきましょう。ママやパパの電話番号のほか、祖父母宅など頼れる場所の番号をメモにしてわかる場所に置いておきます。実際に電話をかける練習もしてみましょう。公衆電話の場所を確認して、かけかたを教えておくのもいいですね。
自治体によっては、小学生にキッズケータイが支給されることもあります。また、子どもの登下校がわかるシステムが導入されている学校も。ほかにもGPS付きの携帯電話を持たせる、兄や姉のスマホで連絡させるなど、家庭や年齢に合った連絡手段を決めてみてください。

(8)民間の学童保育や習い事を調べる

小学生の子どもが長時間一人でお留守番する可能性があるなら、放課後の過ごし方を考えてみましょう。学童保育の申し込みが終わっていても、自治体によって放課後児童支援事業が実施されている場合や、民間の学童保育の空きがある場合もありますので、必要な人は調べてみてください。また、子どもが自力で通える場所の習い事を探してみてもよさそうです。

<チェックリスト>




入園・入学の準備を進めましょう

(9)生活のリズムを整え通園・通学に備える

園や学校の入学に備えて、少しずつ生活のリズムを整えましょう。毎朝決まった時間に家を出るために、早寝早起きの練習をしておくことが大事です。
パパや祖父母に預けたり一時保育などを利用したりして、子どもがママと離れる練習をしてみるのもおすすめです。

(10)園の送迎や学校の登下校の下見をする

保育園の送り迎えは誰が担当するのかを決めます。その時に、急な仕事や用事が入った場合の対応についても決めておきましょう。
園や小学校までのルートを実際に子どもと通ってみることも大切です。可能なら晴れの日だけではなく雨の日にも試してみましょう。小学校の場合は、一緒に行ってくれる子を探しておくと安心です。

(11)通園・通学に必要なものを準備する

幼稚園・保育園や小学校によって必要なものは異なります。説明会などが開催されて必要なものがわかったら、できるものから準備を始めましょう。
特に大変なのが、すべての持ち物に名前を付ける作業です。お名前シールなどをインターネットで注文すると便利ですが、注文から受け取りまでに時間がかかりますので、早めにチェックしておくことが大切です。 また、小学校は幼稚園や保育園の時ほど先生とのやり取りが密ではないので、入学してからも学校の情報を共有できるママ友がいると安心ですね。

(12)給食・お弁当の対策をしておく

保育園や小学校では給食が始まります。子どもの食が細くて心配なら、時間を意識しながら食べる練習をしておくのもいいかもしれません。お弁当を試作して食べられる量を確認してみてもいいですね。また、食物アレルギーの対応についても確認しておきましょう。

(13)ミルクや哺乳瓶に慣れさせておく

まだ授乳中の人は、今のうちにミルクや哺乳瓶などに慣れさせておきましょう。授乳しながらお昼寝する癖がついている子や、夜中に何度も授乳している子は、この機会に卒乳を考えて準備するのもいいかもしれません。

(14)予防接種を受けておく

子どもが幼稚園や保育園に通い始めると、体調を崩すなどで予定通りに予防接種が受けられなくなることもあります。予防接種のスケジュールを確認して、仕事を始めて忙しくなる前に受けられるものは済ませておきましょう。

(15)子どもとの時間を大切にする

仕事が始まったら平日の昼間に子どもと遊ぶことは難しくなります。週末は混む施設などに出かける、公園で思い切り遊ぶなど、子どもとの時間を大切に過ごしましょう。 また、出かける前にハグをする、寝る前に絵本の読み聞かせをするなど、意識的に子どもとふれあう時間を作って、今のうちに毎日のスケジュールに組み込んでおくこともおすすめです。

<チェックリスト>






まとめ

4月から仕事を始めるママや働きたいママのために、今準備しておくべきことをご紹介しました。
久しぶりに仕事を始めると、精神的にも肉体的にも疲れてしまうので、今のうちにできることを準備しておきましょう。自分の子どもの年齢や環境に合わせて、必要なことを進めてみてください。

働いていないママにとっても、子どもや自分の急病に備えたサポート体制を作っておくことや、防犯・防災を意識しておくことはとても大切です。いつかは働きたいと思っている人は、いつでも働けるように準備しておくことも必要ですね。子どもの入園・入学に合わせて4月から働き始めたいと考えている人は、ぜひ「はたかな」にご相談ください。

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