気づけばあっという間に年末!2023年はもうすぐそこですね。
今回は、年末年始も何かと忙しく過ごしてしまいそうなワーママや主婦のみなさんに、新しい1年の始まりを彩るおすすめの冬ドラマをご紹介します!

2023年1月にスタートする冬ドラマは、大切な人を思う切ない物語や、幸せになるためのお金の使いかたを学ぶホームドラマ、生きづらさを抱えた子どもと親に寄り添う医療ドラマなど、冬にふさわしく心温まる作品が揃っています。

また、天才&変人コンビがポンコツオーケストラを立て直す音楽エンターテインメント、お互いに正体を隠した忍者の夫婦が活躍するラブコメディー、力強く時代を生き抜く男女逆転劇など、思わず胸が熱くなるような作品も。

心温まるドラマや胸が熱くなるドラマで、新年の幕開けは身も心もぽかぽかにしてみませんか?

1.「当たり前」の「かけがえのなさ」を知る…ファンタジー・ラブストーリー

「100万回 言えばよかった」

主演:井上真央 共演:佐藤健、松山ケンイチ ほか
放送:TBS系・金曜夜10時(1月スタート)

誰もが大切な人に気持ちを伝えられますように…。そんな願いが込められた、切なくも温かいファンタジー・ラブストーリー。「コード・ブルー」や「きのう何食べた?」などの人気作を手がけた安達奈緒子さんの完全オリジナル脚本です。

井上真央さん演じる相馬悠依と、佐藤健さん演じる鳥野直木は幼なじみ。大人になってから偶然再会し、お互いを運命の相手だと感じていました。

ところが、直木は突然姿を消してしまいます。実は、直木は事件に巻き込まれて自分が死んだと気づかずに、魂となって現世をさまよい続けていたのです。
そして、そんな直木の存在を唯一認識できるのが、松山ケンイチさん演じる刑事の魚住譲。一番大切な人にきちんと「ありがとう、さようなら、愛している」を言えないまま別れることになってしまった直木は、譲を通じて自分の気持ちを悠依に伝えたいと願うのですが…。

悩みながらも前を向こうとするピュアな主人公を演じる井上真央さん、「恋はつづくよどこまでも」以来3年ぶりの連ドラ出演となる佐藤健さん、そして実力派俳優の松山ケンイチさん。3人の初共演に期待が高まります。

当たり前のことは、決して当たり前ではない。伝えたいことは伝えておかないと、いつ言えなくなるかわからない。大切な人に、今の気持ちを伝えておきたくなるドラマです。

主題歌は、現在最も勢いのあるマカロニえんぴつの新曲「リンジュー・ラヴ」。人の温もりが伝わる優しい歌は、この冬、胸を熱くする一曲になること間違いなしです。

2.お金の使いかたで人生が変わる!?ホーム「マネー」ドラマ

「三千円の使いかた」

主演:葵わかな 共演:中尾ミエ、森尾由美、アン ミカ ほか
放送:フジテレビ系・土曜夜11時40分(1月7日スタート)

「読めばお金が貯まる!」と話題になった原田ひ香さんの人気小説が、待望の連続ドラマ化です。
姉妹、母、祖母という御厨(みくりや)家の三世代の女性たちが、それぞれの人生の悩みに向き合い、「節約」を通して「どのような人生を送りたいか」を真剣に考え、悩み奮闘する姿を描きます。

葵わかなさん演じる主人公の御厨美帆は、今を楽しく生きることだけを考えて社会人ライフを満喫していました。ところが職場の先輩や彼氏との間に問題が起き、さらに偶然の出会いが訪れたことをきっかけに、お金に対する考え方が少しずつ変わり始めます。
そして、結婚と子育ての真っただ中にいる姉、更年期に熟年離婚危機を迎えてしまった母、先の人生に不安を覚える祖母…。美帆の家族もそれぞれにお金の悩みを抱えていました。

誰もが興味を持ち、どの世代の誰もが共感できるような「節約」「貯蓄」がテーマで、参考になりそうなお金の情報も要チェックです。

あなたは三千円あったら何に使いますか?何かを買う?ちょっといいランチを楽しむ?それとも貯蓄する?
「三千円くらいのお金で買うもの、選ぶもの、三千円ですることが結局、人生を形作っていく」という言葉を噛みしめながら、じっくりと観たいドラマです。

3.生きづらさを抱える親子に寄り添う…ヒューマン医療ドラマ

「リエゾン-こどものこころ診療所-」

主演:山崎育三郎 共演:松本穂香 ほか
放送:テレビ朝日系・金曜夜11時15分(1月20日スタート)

自らも発達障害を抱える院長と研修医の凸凹(でこぼこ)コンビが、児童精神科クリニックを舞台に発達障害の子どもに向き合う医療ドラマ。原作は漫画雑誌「モーニング」で連載中の人気漫画で、「Dr.コトー診療所」の吉田紀子さんが脚本を担当します。

郊外にある児童精神科「さやま・こどもクリニック」院長であり、自らも発達障害(ASD)を抱える佐山卓を演じるのは山崎育三郎さん。ミュージカル界のプリンスが華やかさを封印して、新たなイメージの役に挑みます。
また、佐山とともに働く研修医・遠野志保役には松本穂香さん。自分が発達障害(ADHD)だと知り、悩みつつもひたむきに患者と向き合います。
子どもたちとその家族が抱える苦悩に寄り添い、リエゾン(連携)しながら向き合う卓と志保の姿に、きっと心打たれることでしょう。

苦手なことがあったり、周りを困らせてしまったりすることがある特性を持つ発達障害の子どもたち。文部科学省の調査によると、発達障害のある児童生徒は公立小中学校の通常学級に8.8%在籍しているとのことで、これからも身近な問題になっていくと言えます。

多くの人が生きづらさを感じる現代で、お互いに違いを認め合って前に進めるような、温かい気持ちになれるドラマになりそうです。

4.ポンコツオーケストラでクラシックを身近に!?音楽エンターテインメント

「リバーサルオーケストラ」

主演:門脇麦 共演:田中圭、永山絢斗、津田健次郎、生瀬勝久 ほか
放送:日本テレビ系・水曜夜10時(1月11日スタート)

「元」天才バイオリニストと変人マエストロ(指揮者)が、地元のポンコツオーケストラを改造して一流オーケストラを目指す音楽エンターテインメント。人気ドラマ「最愛」が記憶に新しい脚本家の清水友佳子さんが、自らの音楽経験を元に、クラシックの世界をリアルに爽やかに描きます

市役所職員として働く、「元」天才バイオリニストの谷岡初音を演じるのは門脇麦さん。癖のある役が多かった彼女が、明るくエネルギッシュな役で新境地を開きます。そんな初音を振り回す、傍若無人な変人マエストロの常葉朝陽を演じるのは田中圭さん。この最強コンビがポンコツオーケストラ「児玉交響楽団」を立て直しながら、クラシックの楽しさを伝えてくれそうです。
「児玉交響楽団」として撮影に協力しているのは、地元での人気が高い神奈川フィルハーモニー管弦楽団。本物のオーケストラの演奏シーンは迫力満点です。

また、このドラマでは一度は耳にしたことがあるようなクラシックの名曲が多数登場。バラエティー番組でも大活躍のピアニスト、清塚信也さんが手がけるサントラにも注「耳」です。
ほかにも、オーケストラのメンバーや、オーケストラの活動を邪魔する市議会議員など、脇を固める個性派揃いのキャラクターたちの登場も楽しみです。親子でクラシック音楽に親しみながら、オーケストラを応援したくなりそうですね。

5.「フツウの夫婦」になりたかった!?忍者×夫婦のラブコメディー

「忍者に結婚は難しい」

主演:菜々緒 共演:鈴木伸之、勝地涼、山本舞香 ほか
放送:フジテレビ系・木曜夜10時(1月5日スタート)

主人公の夫婦は現代に生きる忍者の末裔!?
「ルパンの娘」シリーズを始めとするユーモアミステリーの旗手、横関大さんの最新作が早くも連続ドラマとして登場。主演の菜々緒さん、共演の鈴木伸之さんの忍者コスチュームや戦闘アクションも魅力的です。

菜々緒さん演じる草刈蛍は、普段は薬局で穏やかに働く薬剤師。でも実は甲賀忍者の末裔で、現代でも特殊任務を遂行し続けているのです。そんな蛍が「フツウの家」に憧れて結婚したのが、鈴木伸之さん演じる悟郎。郵便局で配達員として働く悟郎も実は伊賀忍者の末裔で、同じく「フツウの結婚生活」に憧れて蛍と結婚したのでした。そんな2人にそれぞれ特殊任務が入り、次第にお互いの正体を疑い始め…。

お互いに正体を隠したまま結婚し、ラブラブだったのは最初だけ。家事の分担でもめ、会話がかみ合わず、感情がすれ違い、結婚生活は3年目にして離婚の危機に。忍者同士ではなくても「あるある」の共働き夫婦のもめごとに、共感必至です。

隠そうとしても隠し切れない蛍の毒舌や、悟郎の屈強な肉体とドジで頼りない性格のギャップなど、見どころ満載。毎回出演予定の豪華ゲストにも注目です。「超実力主義の妻」VS「超保守主義の夫」の熱いバトルから、目が離せません。

6.大人気コミックが4度目の実写化!2023年版の男女逆転時代劇

「大奥」

出演:3代家光編/福士蒼汰、堀田真由、5代綱吉編/仲里依紗、8代吉宗編/中島裕翔、冨永愛 ほか
放送:NHK総合・火曜夜10時 (1月10日スタート)

映画やドラマでこれまでにも3度実写化されたよしながふみさんの大人気漫画が、NHKで4度目の実写ドラマ化!今回は3代将軍・徳川家光編から物語のラスト・大政奉還までが初めて映像化されます。脚本は「JIN-仁-」シリーズや「おんな城主 直虎」などを手がけた森下佳子さんです。

舞台は徳川3代将軍・家光の時代。「赤面疱瘡(あかづらほうそう)」という奇病が日本中に広がります。この病は「若い男子のみ」に感染し、数日で死に至るという難病で、男子の人口は女子の1/4にまで激減。社会構造が激変し、男子の役割を女子が担うようになったところから物語が始まります。
江戸城でも将軍職は女子に引き継がれ、大奥は「美男3千人」と言われ、愛憎渦巻く男だけの世界となるのでした。

「3代家光編」では、福士蒼汰さんが演じる公家出身の美しき僧・万里小路有功が、堀田真由さんが演じる徳川家光と協力して大奥総取締となり、男性中心の大奥を築き上げるまでが描かれます。

「5代綱吉編」では徳川綱吉の治政と苦悩を仲里依紗さんが演じ、「8代吉宗編」では名君とうたわれた徳川吉宗を冨永愛さん、貧乏旗本の息子で家計を助けるために大奥入りした水野祐之進を中島裕翔さんが演じます。

この物語はあくまでフィクションですが、大きな歴史的事実はそのままに、登場人物が自分の信念を貫き、力強く生き抜く姿が感動を呼びます。原作漫画を読んだことがある人はもちろん、読んだことがない人にもおすすめしたいドラマです。

さらに、主題歌は大人気ユニット「YOASOBI」のボーカルも務める幾田りらさんの「蒲公英」に決定。力強い女将軍の姿をイメージしたという楽曲も楽しみです。

まとめ

2023年1月スタートの、ワーママや主婦におすすめの冬ドラマをご紹介しました。

ほかにも、北川景子さんが月9初主演のリーガルドラマ「女神の教室」草彅剛さんが人気のサスペンスシリーズで久しぶりのドラマ主演を果たす「罠の戦争」など、期待の作品が揃っています。

また、この冬はオリジナル恋愛ドラマにも注目!
吉高由里子さん主演で大石静さん脚本の大人の年の差恋愛「星降る夜に」広瀬すずさん主演・永瀬廉さん共演で北川悦吏子さん脚本の「夕暮れに、手をつなぐ」なども見逃せません。

何かと慌ただしい新年の始まり。毎週放送されるドラマを楽しみに、上手に息抜きしてみませんか?

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