新型コロナウイルス感染拡大の影響で長引くマスク生活。少しずつ規制が緩和されているとはいえ、まだまだマスクを外すタイミングは難しいところです。
そんなマスク生活で、メイクがすっかりおろそかになってしまったという人も多いのではないでしょうか。中には、久しぶりにパートの面接を受けることになったけど、どんなメイクをしたらいいのかわからないという人もいるかもしれませんね。
また、これから卒園式や卒業式、入園・入学式などの式典のシーズンを迎えるママの中には、いつもと違うどんなメイクをしたらいいのか知りたい人もいるでしょう。
そこで、今回はそういった場合にふさわしい、40代ママのメイクのポイントについてご紹介します。
1．久しぶりのパート面接！メイクのポイントは
パートの面接を受ける時に大切なのは、第一印象です。服装だけでなく、適切なメイクも好印象を与える重要なポイントに。おしゃれのためにする自分の好きなメイクではなく、面接官から見て一緒に働きたい、信頼できるといった印象を持たれることが必要です。
とはいえ、久しぶりの仕事復帰でどんなメイクをしたらいいのかわからないという人もいるかもしれませんね。
一方で、普段はバッチリメイクをしているけど、これで面接を受けていいのか不安という人もいるでしょう。
そんな人のために、面接にふさわしいメイクのポイントをご紹介します。
意識したいのは「清潔感」「健康的」「落ち着き」
面接でアピールしたいのは、自分の美しさではなく、自分がその会社にふさわしいということですよね。
清潔感がある、明るく健康的、落ち着いていて頼りになりそう…そういった印象を与えることを意識してメイクしてみましょう。
「ナチュラルメイク」と「すっぴん」は違います
ナチュラルメイクは、血色がよく健康的で、かつ顔立ちを活かした自然な仕上がりのメイクのことで、面接にふさわしいメイクと言えます。
ただ、自然体というイメージからすっぴんに近いメイクと勘違いしてしまう人もいそうですね。大人の女性としては最低限のメイクをすることがマナーですので、あまりに薄いメイクだと、身だしなみが整っていないと誤解されてしまうかもしれません。
パーツ別！面接メイクのポイント
ベースメイク
肌を美しく見せたいからと言ってファンデーションを重ね過ぎると、汗や皮脂によってメイクが崩れやすくなり、清潔感もなくなります。自分の肌の色に合わせた化粧下地を使い、よく動かす目元や口元は薄目に塗ることを心がけましょう。
眉毛
眉毛は人柄を表す重要なパーツです。今はふんわり眉が主流ですが、大人世代には少し物足りないかもしれません。全体のバランスを見ながら、知性と品性を感じさせる眉を目指しましょう。また、眉山を鋭角にすると古いメイクになってしまいますので要注意です。
アイメイク
面接の時は落ち着きや知性を感じさせるブラウン系のアイメイクがおすすめです。ただ、目元がくすんで見えることもあるので、クリーム色のベースでグラデーションを作ったり、控えめなパール入りを使ったりして、明るさを足しましょう。
アイラインやマスカラの盛り過ぎはNGです。アイメイクをくっきりカラーでまとめ過ぎると、古臭い印象になりますので気を付けましょう。
チーク
健康的な顔色に見せるためには、チークは重要なアイテムです。ただし、若い頃のようにピンク系を使うとかわいらしい印象になり過ぎてしまうかもしれません。オレンジ系やベージュ系など、自分の肌色に合った色を選びましょう。
リップ
マスク生活でしばらくリップを使っていないので、どんなリップを塗ったらいいのかわからないという人もいるかもしれません。
面接の時には、テカリのないタイプのリップがおすすめです。落ち着きを意識しすぎてベージュ系のリップを選ぶと、顔色が悪く見えることもありますので、肌がきれいに見える色を選びましょう。
また、唇が荒れていると不健康な印象になりますので、日頃からケアしておきましょう。
職種別！面接メイクのポイント
事務系・オフィス系の面接の場合
事務系・オフィス系の面接の場合は、特にベーシックなメイクを心がけましょう。眉をシャープに整えて知性をアピールし、ブラウン系のポイントメイクで落ち着きのある印象を与えましょう。
営業系・接客系の面接の場合
営業系・接客系の面接の場合は、ワントーン明るめのファンデーションやチークを選びましょう。面接官に明るく元気な印象を与えられます。職場やお店で働いている人の雰囲気を事前にリサーチしておくのもおすすめです。
★ヘアメイクさんに聞きました！面接メイクのポイント★
面接の時のメイクでは、クマなどをしっかりカバーして、肌をマットにしすぎず明るく健康的に見せることがポイントです。
髪もツヤを出して、肩の下の長さの人はすっきりと束ねましょう。
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2．子どもの卒園・卒業式＆入園・入学式に！式典メイクのポイントは
子どもの卒園式・卒業式や入園・入学式はママにとっても大事なイベントです。いつもより華やかにしたいけれど、周りのママから浮くのも避けたいところですよね。
また、落ち着いた色味の服に対して、顔だけが派手になってしまわないようにバランスを考えることも大切です。目指したいのはきちんとしていて、かつ上品なメイク。
そんな式典にふさわしいメイクのポイントをご紹介します。
「きちんと感」と「華やかさ」のバランスが大切
卒園・卒業式や入園・入学式は先生方や来賓の方々、大勢の保護者が集まる式典なので、きちんとした印象でまとめたいですね。子どもの人生の節目となるお祝いのイベントでもあるので、華やかさも大切にしたいところです。とはいえ華やかさを意識しすぎて派手になってしまうときちんと感がなくなるので、バランスのとれたメイクを心がけましょう。
卒園＆卒業式は感動必至！泣くこと前提で
卒園・卒業式は子どもの成長を実感する機会なので、感動して泣いてしまうこと間違いなしです。うっかり「黒い涙」を流すことがないように、アイメイクはウォータープルーフのものを選びましょう。号泣してしまいそうという人は、マスカラではなくつけまつげやマツエクをした方がいいかもしれません。
パーツ別！式典メイクのポイント
ベースメイク
泣いた時に崩れやすくなってしまうので、ベースメイクは厚塗りしないことが大切です。いつもより華やかな印象を与えるために、目の下やTゾーン、あごの下などにハイライトを入れてツヤ感を出しましょう。立体感が出て顔色が明るく見えます。
眉毛
きちんと感を出すために、眉毛はペンシルを使って丁寧にラインを整えましょう。気合いを入れて眉山や眉頭を描きすぎると、気が強い印象になってしまうので要注意です。
アイメイク
華やかさを出したいからと派手すぎるアイメイクは避けて、落ち着いた色味のアイシャドウを選びましょう。上品な大きさのラメの入ったものは、マスクをしている時でも華やかさを演出してくれます。また、アイラインを少し長めに引くときちんとした印象になります。
チーク
華やかさを加えるために、いつもより明るめのチークを選びましょう。ただし、鮮やかすぎる色を選ぶのではなく、オレンジ系やコーラル系などで。マスクを外しての記念撮影に備えて、落ちにくいものを選びましょう。
リップ
リップメイクは、唇の輪郭や口角をくっきりと描いておくときちんとして見えます。リップブラシやリップペンシルで丁寧に塗りましょう。普段使いのベージュのリップは避けて、落ち着いたピンク系のリップを選びましょう。華やかにしたいからとグロスでツヤを出しすぎると、きちんと感がなくなるのでNGです。
タイプ別！式典メイクのポイント
「普段はすっぴん」という人の場合
普段はすっぴんで過ごしているという人は、式典だからと張り切りすぎないように注意しましょう。急にメイクをすると不自然になってしまうかもしれませんので、何度か練習をして、慣れておくといいですね。
「いつもバッチリメイク」という人の場合
華やかな場とはいえ、ボリュームのあるつけまつげや派手なネイルはNGです。主役はあくまでも子どもだということを忘れずに、いつもより薄めの色を使って、上品さを意識してくださいね。
★ヘアメイクさんに聞きました！式典メイクのポイント★
式典の時のメイクでは、アイシャドウはベージュゴールド、チークはオレンジベージュなど、いつもより華やかさを意識した色を選びましょう。リップは赤よりのピンクかベージュピンクがきれいに見えておすすめです。
3．おすすめ！時短＆プチプラメイクアイテム
面接で久しぶりにメイクするという人にも使いやすい時短アイテムや、式典のために普段は使わない色に挑戦したい人におすすめのプチプラコスメをご紹介します。
ほかにも、最近は100円ショップでも便利でバリエーション豊富なメイクアイテムが見つかりますので、ぜひのぞいてみてください。
1本で何役もこなしてくれるBBクリーム
塗るだけでベースメイクが完了できる時短アイテムです。美容液・美容パック・日焼け止め・化粧下地・コントロールカラー・コンシーラー・ファンデーションの働きがこれ1本で。
●コラリッチ BBクリーム オールインワンファンデーション
手軽に華やかさをプラスできるアイシャドウパレット
繊細なパールが配合されていて、プチプラで上品な仕上がりが期待できるアイシャドウです。春らしいカラーが式典にぴったりです。
●キャンメイク シルキースフレアイズ
まとめ
40代のママにふさわしい、面接と式典のメイクのポイントをご紹介しました。
面接でのメイクは社会人として、式典でのメイクは親としてと、立場や目的が違います。それぞれにふさわしいメイクを意識してみましょう。
面接用のメイクが不安な人は、メイクをしてみた後に自分で写真を撮って確認したり、家族や友人に意見を聞いてみたりするのもおすすめです。
式典では華やかさを意識しつつも、周りから浮かないことが大切です。あくまでも主役は子どもということを忘れず、最高の思い出になる式にしましょう。
面接も式典も、ふさわしいメイクで自信を持って臨んでくださいね。
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