ワーママやこれから働こうとしているママにとって気がかりなのが夏休みの存在です。
主婦業をしながら仕事にも行くのは、ただでさえ大変です。

それが学童に通わなくなった小学校3、4年生の子どもの夏休みともなれば、日中の過ごし方やお昼ご飯をどうするかなど、ママの心配事がドーンと増えるでしょう。

幼稚園であれば延長保育や夏休みの預かり保育などが利用できますし、保育園に通園している子どもであれば、夏休みはそう大きな問題ではありません。

ここでは、学童を卒業した子どもの夏休みの過ごし方のコツを紹介します。

子どもの預け先を考える

3、4年生の子どもであればお留守番も平気になってくることも多いでしょう。
お留守番が前提であっても、様子を見に行ってもらうことや気にかけてもらえるつながりを持つことは大切です。
預け先は見つけておくのがベターです。

祖父母にお願いする

ママにとっても子どもにとっても何かと安心なのは祖父母の存在です。
ただ、お願いするだけでは預かるほうも困ることがあるため、一日をどのように過ごさせてほしいのかなどを伝えておきましょう。
自分の兄弟に年の近い子どもがいる場合など、しんどいときにお互いに助け合うのも良いです。

地域のファミリーサポートを利用する

祖父母に頼れない場合でも、地域の中で子どもを預かったり預けたりが可能なファミリーサポートというシステムを利用する手もあります。
説明会に出てから登録という手順のところが多いので、早めに動くことをおすすめします。

信頼できるママ友にお願いする

お互い様の関係を築けているママ友なら、少しのお願いなら問題ないでしょう。
ただし、どちらかに負荷がかかりすぎないような気配りが大切です。

ママは働き方を考える

子どもの預け先の候補がいくつかできたら、ママはどれくらいのボリュームで働けるかが想像しやすくなります。時短勤務制度を利用できるのは3歳未満の子を持つ場合です。

ここでは、小学生ママはどうすれば良いかを考えてみましょう。

パートタイムで働く

パートで募集がかかっている仕事は主婦が働きやすいお昼間であったり、午前だけや午後だけであったりと、ママにとって良い条件のことが多いです。
子どものお昼ご飯が心配であれば、午前だけなどの仕事を選ぶほうが心が安定することもあります。

シフト制の仕事を選ぶ

シフト制の仕事であれば、この日はマル、この日はバツなどと事前に申請ができるためスケジュールが立てやすいです。
たとえば、パパがお休みの日にシフトを入れれば、夏休み中に子どもが1人になる時間を少なくすることができます。

とはいえ、希望の日すべてが休めるとは限りません。そのつもりでシフトの希望を出しましょう。

子どもが1人の時間はどうする?

夏休みになるといよいよ子どもが1人で過ごす日がはじまります。
過ごし方のポイントを紹介します。

お昼にお弁当を用意しておく

多くのママが朝のうちに子ども用にお弁当を作っているようです。
自然解凍するだけで食べられる冷凍食品もありますし、サラダうどんなどは冷蔵庫に入れておけば大丈夫でしょう。
夏休みの後半に疲れが溜まるくらいなら、がんばりすぎないことも大切です。
レンジは使っても良い、火は使ってはいけないなどのルールも決めておくと良いでしょう。

1日のやることリストを作っておく

子どもが何をしているかが心配な場合は、1日ごとにやることリストを作りましょう。
タイムテーブルのようにしても良いですし、「今日はこれ」とテーマだけざっくり決めるのも良いでしょう。
「子どもの宿題が終わらないまま夏休みが終わってしまった」などとお互いがイライラするのも防げます。

また、1日の終わりに活動報告をすることで親子のコミュニケーションも図れます。

ゲームはルールを決める

親の目が届かないとなると、ゲーム三昧になることも考えられます。
そのため、夏休み期間中にゲーム時間などのルールの見直しをしましょう。

「宿題が終わるまではゲームをしない」や「ゲームやスマホは1日に2時間まで」など、お互いが納得できるルールを決めると良いです。

子どもが出かける先を見つけておく

夏休みに子どもが出かける先を、祖父母の家やお友達の家以外に見つけておきましょう。

習い事

普段から通っている習い事はもちろん、夏休みだけの短期講座なども十分利用できます。
水泳や体操、ダンスなどは人気です。

また中学受験も視野に入れて塾の短期講習を利用する子どもが多いです。
いずれ塾通いを検討している場合は、夏休みの間に候補の塾の短期講習などを利用すると良いでしょう。
宿題に時間がかる場合でも、個別ではなく集団の塾でも宿題を見てくれるケースがあります。

サマーキャンプに参加させる

夏休みしかできない思い出を作りにサマーキャンプに参加するのも良いものです。
夏休み前に小学校から案内の紙を貰うことも多いので、配布物は気を付けて見ておきましょう。
2泊3日や3泊4日などで、行き先ややることもさまざまで、いろいろなパターンのものが組まれています。
大きく成長したわが子が見られるかもしれません。

自由研究を対象にしたワークショップに参加する

科学館や博物館と呼ばれる施設では、夏休みに自由研究の材料にもなるワークショップが開かれることが多いです。
自宅から一人で移動できる範囲内にそのようなワークショップがないかチェックしてみましょう。ただし、保護者同伴のみというケースも多々あるため、詳細までチェックしたうえで申し込んでください。

一緒に過ごせる日を大切にする

ママも子どももドキドキの夏休みは、一緒に過ごせる時間を大切にしてメリハリのある毎日を送りましょう。
一緒に料理したり買い物に行ったりと親子で過ごせる時間も貴重な思い出になります。
3、4年生はまだまだ甘えたいお年頃でもあります。

お仕事のない日は、親子の時間を大切にしたいものです。

まとめ

ワーママやこれから働こうとするママにとって、夏休みは踏ん張り時です。学童を卒業する3、4年生のママは特に夏休みの過ごし方に頭を悩ませることが多いようです。働くスタイルや働く時間をうまく調整して、うまく乗り切りましょう。

子どもの預け先との関係づくりやお昼ご飯の準備、夏休みの宿題とやらなければいけないことはたくさんありますが、一つひとつをこなしていきましょう。

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